ゲシュタルト療法って??

2週間ぶりの更新となってしまいました。
楽しみに見に来られていた方、すみません。お待たせしました。
最近、ゲシュタルト療法という心理療法を取り入れ始めました。
『今ここ』での『気づき』を大切にする治療法です。
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ゲシュタルトとは、音の響き通りドイツ語でして、『全体性』という意味があります。
人間は外部の世界をバラバラな寄せ集めではなく、意味のある一つの「まとまった全体像」として認識すると考えます。
伝統的な心理療法では、言葉や解釈を用いていきますが、ゲシュタルト療法は『気づき』を用いた経験的な心理療法です。

例えば、トラウマをただ話すだけでは無駄で、そのトラウマが『今でも未完了』になっている事が問題であり、そのために、今、未完了になっている事にフォーカスします。
もしトラウマが本当に過去のものであるならば、もはやそれは問題ではなく、そんな問題は存在すらしていないということになる。

自分におこる気づきを得るには、すべての事に気づいていないとならないのですが、人はほとんどのことに気づかずにいます。つまり、ほとんどの事を意識的にでなく、無意識に処理を行っているところに問題があるのです。

例えば、自分自身に問題があっても、それに『気づいて』いなければ対処のしようもないですし、『気づいていない』場合には選択のしようもありません。そのため、いつも同じストーリとなってしまうのです。
しかし、『気づく』ことができれば、問題が意識的になり、無意識に処理されなくなります。
つまり、選択の自由を手にすることができるのです。

では、その『気づき』を得るにはどうすればよいのか。。。
それは、次回のお楽しみにしますか。。(^_-)

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スプラウトはじめました♪

最近、スプラウト作りを始めました。
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種は、亜麻仁・エゴマ・ブロッコリの種を使ってみてます。
なかなかカビが生えないように育てるのは難しいですね。
今の時期だと、発芽するまでに1週間ほどかかります。
スプラウト用の亜麻仁の種はいろいろと事情があり、現在日本では手に入りません。
貴重な種なのでうまく保管したいなと思い、販売店に問い合わせた所、面白いことをお聞きしました。
『種はきちんと休眠させておけば、1~2年は発芽率はさほど落ちない。休眠させるには、呼吸をさせすぎない事』との事でした。
呼吸をさせすぎると本当は眠る時なのに覚醒してしまい、それだけで疲れてしまうのでしょう。人間にも共通する大切なことの様に感じました。
成長をすることができない環境で覚醒し続ける(生きていかないとならないと感じ続ける)ということは、生死にかかわるストレスなのだととも感じました。
できるだけ多くの種たちが発芽できる様、工夫を重ね様と感じています。

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寒くなるとなぜおしっこの量が増えるのか??

だんだんと秋も終わりに近づき、寒くなってきましたね。
寒くなるとトイレが近くなる方いらっしゃいませんか?
何故なんでしょうね??

Googleさんに聞いてみると、
①寒いと汗などの分泌物が減るので体の水分が多くなりがちになるから
②手足などの末梢血管が縮み、体の中心の血液量が増え、それを減らそうとするから
③寒冷刺激により交感神経優位になるから
とありました。
うぬぬ。何かしっくりこないもう一歩な感じですね。

そこで、
(1)おしっこが出るということは、水分が体外に出るということ。
(2)身体には恒常性がある。今回は体温を一定に保つことに注目。
この2点から考察してみます。
人間をストーブに例えて図を描いてみました。
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外気は通常であればやかんのお湯(体温)より低いので、ストーブがなければ、お湯の温度は下がる一方です。
ストーブの強さは、型式(先天の気:どのような境遇でうまれたか)と燃料(後天の気:どのような生活をしてきたか)により決定します。
では、ストーブの強さが弱くお湯の温度を保てない場合どうしたらよいか。。。
そうです。温めるお湯の量を蛇口から外に出して減らせばよいのです。
つまり、寒くなるとおしっこがでるのは、
「自分の発生できる熱量」<「体液を維持するための必要な熱量」になった時に、体を維持するために、体液の量を減らしているためだと考えます。
「最近、おしっこが近くて困ったな」という方は、今までより体が冷えてきている(疲れてきている)ということを体のために理解してあげてください。
具体的な相談については、各々異なるかと思いますので、治療の際にでもご相談ください。

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