明けましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
前回の更新から早一か月たってしまいました(汗)。
この間、色々なことがあり、なかなか更新する時間がありませんでした。。
一番の変化は、兼業農家をはじめました。作る物は薬草です。
新しい事をはじめると新しい刺激が入りいいですね。
今、一番熱いのは、人参です。
『朝鮮種人参由来記付言』という書物には、1729年に幕府(八代将軍吉宗)が人参3根から始めたと記載されており、人参の種ができるのは、早くて3年なので1732年頃より採種が始まった様です。これが和人参のスタートです。学名をオタネニンジンといい、幕府から種が降りてきたので、種に御がついているのでしょう。
その後、沢山の種が採れるようになり、幕府用薬種商が種を売るようになり、栽培法も公開され、幕府が率先して栽培を奨励したようです。幕府のこの足早の対応、すごいですね。今(平成)の政治では考えられないスピーディーな対応でとても羨ましく私は感じます。
ちなみに朝鮮では1770年、中国では1796年頃から栽培がスタートされたようです。
つまり、日本が最も早く栽培法を確立していたことになりますねぇ~。
そのオタネニンジンの栽培の火が、今、危機に瀕しています。
日本では福島、島根、長野で主に栽培が行われていましたが、高齢化と農業離れにより人参農家が壊滅状態とききました。
数少ない引き継いでいる方に、お会いする機会があり、喜絡堂でもやってみようと思い立った次第です。
だって、悔しくないですか?日本で育った技術の火が消えるのって。
『滋養園』で検索すると詳しい情報がでてきますのでのぞいてみてください。
これを読んで初めてみたくなった方は、ぜひ滋養園さんにアクセスしてみてください。
ぜひ一緒にはじめましょう!image

iga について

はじめまして。 喜絡堂の院長をしております伊賀秀文です。 これも何かのご縁ですね。 その季節ごとに旬の話題を提供していけたらと思っております。
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